高層ビルのコスト費用削減(階段)

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ビル建設時の費用で悩まされるひとつに、屋外階段があります。建築基準法では建物の延床面積に応じて避難階段の設置が義務付けられており、消防法により定期的な検査が必要となります。

建築基準を満たすよう造り、検査基準を満たすよう管理維持費が必要となります。高層ビルも例外ではありません。今回は、屋外階段の管理維持について紹介します。

はじめに、屋外階段について述べます。

マンガでわかるビル経営 エレベーター保守管理費用削減編

【意外と知らない屋外階段】

階段の寸法を表す主な言葉に、「蹴上げ(けあげ)」と「踏み面(ふみづら)」があります。蹴上げは、階段の1段分の高さを指し、踏み面は足が乗る面を指します。

この蹴上げと踏み面を、作る材料は一般的に鉄筋コンクリートが用いられます。他には安定品質・意匠性・施工性・耐久性等を基準とし、用途に合わせて木材や鉄、アルミのみ使われることもあります。

デザイン性を優先する際は、アルミやスチールが主に使われています。オシャレな螺旋階段をイメージして頂けるとわかりやすいでしょう。

こだわった階段を作りたいというニーズには、強化プラスチック製の階段があります。材質がプラスチックなので、色や表面の加工も容易です。雨風にも強いので、屋外から屋内まで幅広く利用できます。

次に、管理維持費についてです。

【管理維持費はどれぐらい?】

築年数の古い階段や突貫で作られた階段は非常に危険です。滑り止めは剥げ落ち歩きづらいだけでなく、怪我や事故の原因になる事もあるでしょう。また、このような階段は蹴上げが高いことが多いため勾配が急になっていたり、踏み面が狭く転倒しやすいなどの問題がありますが、新築ビルの階段はこのような問題はほぼありません。

但し、屋外階段の場合は日々、雨風にさらされ確実に劣化していきます。屋内階段の場合は人が昇り降りする度、踏み出した片足に全体重が移動するため、それを支える床は表面に多少のダメージを受けるのは避けられません。

あるデータによれば都心の屋外階段の管理維持費は、1平方メートルあたりおよそ220円/月となっており、2階建ての場合は2200~3000円必要とされています。

では、いかにコストを削減するかについて考察します。

【コストを削減するには】

新築ならば耐久性に優れた材質をお勧めします。また、新築・中古物件共に、普段はエレベーターを利用することを入居者に勧めることで、屋外階段の劣化を遅らせることができます。

結果、修繕費を抑えることもできますし、清掃などの人件費の削減にも繋がります。

【最後に】

いかがでしたでしょうか。屋外階段の管理維持費は、つい見落としがちになる事項です。今回紹介した、階段の材質やエレベーターの活用術で少しでもコスト削減に繋がればと思います。

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