日本のエレベーターの速度基準と世界での位置づけについて

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【はじめに】
駅やデパート、病院やマンションなどさまざまな場所で活躍するエレベーターは、わたしたちの生活になくてはならない存在となっています。そんなエレベーターには昇降速度の基準があることをご存知でしょうか?
この記事では、エレベーターを安全で快適に昇降させるための、速度基準などを中心にご紹介していきたいと思います。

【エレベーターの速度について】

エレベーターは建築基準法施行令129条で速度について義務づけがあります。
その義務によってエレベーターの速度は分速で表され、「低速」「中速」「高速」「超高速」の4つに分類されています。

速度の分類ごとに導入例を見てみますと、

・低速のエレベーター
ホームエレベーターや中低層のマンションやアパートなどでは30m/min、駅や公共施設、低層一般住宅などでは45m/min、15階までのマンション、7階建てまでの中層ビルなどは60m/min

・中速のエレベーター
7階建てまでの中層一般ビルだと90m/min、20階までの高層マンションや中層オフィスビルなどは105m/min

・高速エレベーター
30階までの高層マンションや20階までの中層オフィスビルなどは120m/min

・超高速エレベーター
サンシャイン60や東京スカイツリーなどは600m/min

以上が分類別の速度設定の例になります。

【世界で最も速いエレベーターとは?】

建築技術の発展で超高層ビルが立ち並ぶ中、エレベーターも超高速になっています。
世界で最も速いエレベーターは、台湾にある「台北101」というビルにあります。ビルの高さが509mでエレベーターは分速で1010m/minとなります。

つづいては日本の神奈川県にある「横浜ランドマークタワー」で、ビルの高さが296.3m、速さは750m/minとなります。

さらに3番目に速いエレベーターは、日本の東京都内ある「東京スカイツリー」で、ビルの高さは634m、エレベーターの速さは600m/minとなります。
なんとこれらはすべて日本のメーカーの機種で、日本の技術力の高さがうかがえる結果となっています。

【日本のエレベーターの特徴】

さて前項でご紹介したとおり、日本製のエレベーターは、世界でも注目されています。
しかし、特徴は速さだけではないのです。
日本製の超高速エレベーターには、上昇加速度カーブが採用されて静かで揺れなくなり、利用客に負担をかけない配慮がなされています。

さらにエレベーターの安全面の配慮も万全で、衝撃に強い構造や摩耗に強いワイヤーロープ、AIやコンピューターを導入した最新の制御装置の採用、災害時の安全装置の設備など多くの設備が施されています。

【まとめ】

今回は日本のエレベーターの速さと世界での順位、またその速さや安全性は建築基準法施行令129条で定められていることなどを紹介しました。
これからさらに日本の誇るエレベーター技術の革新に期待していきましょう。

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