エレベーター電源設備について

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【はじめに】
毎日のように利用するエレベーターは、疲れているときも大きな荷物を抱えているときも、急いで目的のフロアに行きたいときも、とっても便利な設備ですよね?
エレベーターは当然電気で動きますが、その電源設備はどのようになっているのでしょうか?
この記事ではオフィスビルなどのエレベーターの電源(電気)設備に着目してみたいと思います。

【ビルを動かす電源(電気)設備】

さて建築物には、その建物の規模に応じた電源(電気)設備が設けられています。
オフィスビルや工場、病院や学校などには、必ずキューピクルと呼ばれる箱に収められた「受変電設備」があります。
「受変電設備」は多くの電気を使用する施設などで、50万ボルトもの高圧で発電所から供給された電力エネルギーを、660ボルトでいったん受電し使用機器類に負荷がかからない電圧に下げる働きを行う設備です。
「受変電設備」には、さらに災害などによる配電時の事故を防ぎ、使用機器の保護と事故防止の役割も果たしています。

【配電盤と分電盤の違いについて】

発電所から供給された高圧の電気エネルギーを、ビル内で使用できるよう電圧を下げるものには「配電盤」という設備と「分電盤」という設備があります。
以下にその違いについて説明します。
まず「配電盤」は、前項でご紹介した電圧をオフィスビルや工場などで使用できるように電圧を下げる「受変電設備」のことをいいます。その名の通りこの設備は電気を「受電」して「変圧」する装置になります。
一方「分電盤」は「配電盤」から送られた電気を、それぞれのフロアのコンセントに分配する装置のことをいいます。「分電盤」は、オフィスビルや工場などの電気を多く使用する施設だけでなく、一般家庭にも設置されている私たちの身近にもある設備です。

【ビルの規模による電気供給の違い】

「分電盤」を通して各フロアやエレベーター設備などに流される電気は、ビルの規模や使用電気量によって、その供給方法が変わります。
まず小規模のビルにおいては、各室の契約電力と共用スペースの契約電力の合計が50キロワット未満になるように設定されています。低電圧に変換された電力は「動力幹線」としてエレベーターなどに供給されます。さらに「電灯用幹線」として照明やコンセントなどに2系統の引き込み線として供給されます。
また中規模のビルでは、電力会社から供給された高圧電力をそのまま受変電設備で受け取り、電圧を下げて各専有部分と、共用部分などに分配される仕組みとなります。中規模ビルの消費電力の目安は50キロワット以上となります。

【まとめ】

「受変電設備」を利用して多くの電気エネルギーをそのまま引き込む中程度のビルにおいては、電気をいわばまとめ買いしているということになり、電気料金を削減できるというメリットがあります。また非常用としても使用されるエレベーターには、停電時にも対応可能となるUPS(無停電電源装置)という装置が設置され、安全なエレベーター運行に役立っています。

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