エレベーターの異音について

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はじめに

エレベーターから普段聞き慣れない異音がしたら、あまり気持ちのいいものではありませんよね。
そのような異音は、どの部分から発生することが多いのでしょうか?
今回はこのようなエレベーターの異音について見ていくことにしましょう。

エレベーターの構造

異音について説明する前に、エレベーターの構造について簡単に見ておくことにしましょう。
エレベーターを駆動させる仕組みにはいくつかの方式がありますが、ビルなどに設置されているエレベーターの場合、一般的なのはロープ式エレベーターと呼ばれる駆動方式です。
ロープ式エレベーターの中にもトラクション式と巻胴式という分類がありますが、現在主流になっているのはトラクション式の方です。
トラクション式のエレベーターは、「つるべ式」という別名を持ち、ロープの端に人が乗るカゴの部分が結び付けられ、その反対側の端には釣合いをとるためのオモリが結び付けられています。
オモリの重量を利用するおかげで、巻上機のモーターにかかる負担を少なくでき、モーターの容量を小型化することができているのです。

ところで、このカゴとオモリは、機械室(機械室ありタイプの場合)もしくは昇降路内(機械室レスタイプの場合)に置かれた巻上機の力により、案内用のレール(ガイドレール)に沿って上がったり下がったりしています。
エレベーターの異音が発生する原因は、多くの場合、この案内用のレールか巻上機のいずれかにあります。

異音の発生しやすい箇所

上でも少し触れましたが異音が発生する具体的な場所を紹介していきます。

レール

普通、案内用のレールには摩擦を少なくしてカゴがスムーズに動くようにするため、潤滑用の油が塗られています。
この油がなくなってくると、摩擦が大きくなって異音がしたり、場合によっては振動が発生したりするようになるのです。
異音がしても、そのまま放置しておいた場合、摩擦がさらに大きくなり機器が損傷してしまうこともあります。

巻上機

エレベーターが上下に移動する際のスピードは、巻上機に取り付けられているブレーキ機器によってコントロールされています。
この機器の部品である歯車同士の間にすきまが発生すると、振動が生じて異音がするようになるのです。
こちらも、そのままにしておくと機器の損傷につながる事となり、場合によっては巻上機そのものを交換しなければならない事態になってしまうこともあります。

最後に

エレベーターの異音をそのままにしておいて機器が損傷したりすると、修理にかかる費用が高くなってしまうこともあります。
エレベーターの異音は、専門の業者でなくてもエレベーターの異常を感知することのできるサインです。
異音に気づいた時点で早めに対策を講じれば、修理費が高額になるのを防ぐことになりますし、事故を未然に防止することにもつながります。
異音を感知したら、できるだけ早めに保守点検を依頼している業者へ連絡するようにしましょう。

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