エレベーターの地震管制システムについて

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マンガでわかるビル経営 エレベーター保守管理費用削減編

はじめに

私たちが毎日利用しているエレベーターは、全国に約60万台も設置され稼働しています。最近は南海トラフや全国各地の地震の話題も増え、もしエレベーターに乗っている最中に地震が起きた際の対策も知っておきたいことですよね。
そんなときにマンションやオフィスなど生活にかかせない移動手段であるエレベーターの災害時の管制システムはどうなっているのでしょうか?
今回は「エレベーターの地震管制システム」というテーマでお話していこうと思います。

地震時のエレベーターの管制システム

地震が起きると、主に中高層ビルのエレベーターに設置されている地震時管制運転装置というセンサーが揺れを感知して、かごのある最寄りの階に停止して扉を開放します。
解放された扉は一定時間経過すると閉まりますが、エレベーターの中であれば再度開くことができるので、かご内に閉じ込められるということはありません。(しかし、外からは開けられなくなってしまいます)

エレベーターが壊れてしまうような大きな揺れでなければ、通常通り運転を再開します。しかし震度4以上の大きな揺れをセンサーが感知した場合は、エレベーター本体に損傷がない場合でも技術者による点検が行われるまで復旧はされません。

また地震による安全装置や機器の破損、温水器の転倒や水槽のひび割れによって水漏れが起きることがあります。
それが原因で停電してしまい、エレベーターに閉じ込められてしまうという事故も多いようです。
このような状況を踏まえ、東京などの都心部を中心に小型の防災・備蓄セットを設置するビルも増えているようです。エレベーター専用のAEDも搭載可能です。

地震などでエレベーターが止まったら

エレベーターに乗っているときに関わらず、地震が起きたときは落ち着いて行動することがとても大切です。エレベーターには、揺れを感知すると最上階で停止する安全装置がついています。それでも念のためエレベーター利用者も全階のボタンを押し、最初に止まった階ですぐに降りるようにしましょう。
もし、大きな地震で停電してしまった場合、設置されている非常用電源が作動しますので、真っ暗になることはありません。
インターホンもつながりますので、無理に脱出しようとせずにインターホンで助けを呼びましょう。つながったら状況をしっかりと説明し、救助を待ちましょう。

まとめ

今回は「エレベーターの地震管制システム」についてまとめてみました。
ここ数年で地震のニュースも増えてきました。各利用者の防災意識と、ビルオーナーや管理会社の整備や防災ボックスのような備蓄を万全にすることによって大きな事故を未然に防ぐことができます。
地震はいつ何時やってくるかわかりません。継続した防災対策の周知と管理が大切です。

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