エレベーターの空調設備の種類について

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マンガでわかるビル経営 エレベーター保守管理費用削減編

はじめに

オフィスビルに欠かせない設備の一つがエレベーターですよね。
特に来客があるとき、お客様はまずエントランスから入り、エレベーターに乗ることが考えられます。
そのときエレベーターの昇降がスムーズでなかったり、ほかの場所はそうでなくてもエレベーターだけ空調が悪く、夏蒸し暑かったり、冬寒かったりするとビル全体のイメージダウンにもつながりかねません。
今回はエレベーターの空調設備についてお話したいと思います。

エレベーターの空調設備にはいくつか種類がある

空調設備というと、エレベーターかご(ケージ)内のエアコンが真っ先に思い浮かぶと思いますが、ほかにも種類があります。
その各設備について説明しましょう。

かご内の空調設備

私たちがエレベーターに乗るとき、普通はエアコンを見ることはありません。なぜなら天井裏に設置されているからです。
エレベーターのかご用エアコンには様々な種類があります。経年劣化やコスト軽減のためにそれまで設置されていたエアコンを別のものに取り換えることも可能です。
既設の配管を利用し、業務に支障をきたすことなく短時間での工事ができるタイプの商品もあります。

また年々エアコンも進化し、今まではエアコン内の排水設備が必要だったのですが、それがいらないドレンレスタイプの商品もあります(排水処理=ドレン水処理といいます)。
さらにウイルスや花粉、ニオイを除去する機能が付いた商品などもあります。
そういった近年のニーズに合わせた商品を使用するとイメージアップにつながるでしょう。

機械室内の空調設備

機械室があるエレベーターは室内に換気設備を設置することが建築基準法で決まっています。
制御盤、巻き上げ機、調速機などの各機器が動いていると熱が発生するため、換気扇などを設置する必要があります。
具体的には、常に40℃以下に保つようにJIS A4302の「昇降機の検査基準」で決められています。
もしそれを怠り、機械室の温度が上昇してしまうとエレベーターの故障につながります。最悪のケースではエレベーター閉じ込めなど人身事故につながるリスクがあります。

昇降路内の空調設備

最近は機械室がないエレベーターもあります。
それは巻き上げ機、制御装置などをコンパクトにして昇降路内に設置するタイプです。
この場合も機械が動くことにより熱が放出されるので換気扇などの設備が必要になります。

まとめ

エレベーターの空調設備は、人が快適に乗るためだけではなく、機械の熱を放出し安全に運行することによって故障事故を防ぐ役目もあります。
もしエレベーターに故障が起きると、地震や火災の際には人命に関わる可能性があるため、重要な設備の一つなのです。

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