エレベーターワイヤーの交換時期について

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

(2018年11月21日更新 ← 2017年11月12日公開)

日本で多く使われている巻上式エレベーターはワイヤーでカゴを吊り下げる構造になっており、エレベーターワイヤーは安全な運行の肝となるパーツです。

エレベーターワイヤーの交換時期についてお話ししましょう。

マンガでわかるビル経営 エレベーター保守管理費用削減編

■エレベーターワイヤーの交換時期

まず、エレベーターワイヤーについて知っておくべき知識として、エレベーターワイヤーは3本がまとまって1つのカゴを支える設計になっています。

そのため、万が一1本が破断する様なことがあっても、構造的には他の2本で支えられる作りにはなっています。

交換時期の目安は以下のようなイメージとなります。

〇摩耗劣化が早い場合: 7~10年位
〇一般的な場合   : 10~15年位

機動回数が多い場合や、日光、高温、雨水や高湿度など、材質の劣化の影響を受けやすい場合には、短期間での交換が必要ですが、実態が安全を保てる状況なら、長めに使い続ける事ができるのです。

■エレベーターワイヤーの劣化サイン

エレベーターワイヤーは、ロープ芯に素線をより合わせたストランドを巻きつけてあり、これによりしなやかさと強度を併せ持つ構造になっています。

エレベーターワイヤーを長年使っていると、ホコリがたまって摩擦を受けて傷ができたり、何度も曲げ伸ばしを繰り返したりする事で、素線が脆くなって、ささくれだって来るなどの症状が現れ始めます。

■エレベーターワイヤーは点検が何より重要

エレベーターワイヤーは命綱とも言えるパーツですから、点検時には必ずチェックを行います。

点検の基準については、『平成20年国土交通省告示第283号』に書かれています。

実はエレベーターワイヤーは “○年で交換しなければならない” という事はなく、年数に関わらず、劣化や危険性が認められるようであれば、交換しなければなりません。

実際の点検においては、ロープ10cmあたりのささくれの本数を数えるなど、点検者が目視や触れることによりエレベーターワイヤーの劣化状態を診断します。

この時に、ワイヤーにささくれやサビが認められるようになってくると、交換を検討するように言われます。

■エレベーターのワイヤー交換でもしっかり交渉を

エレベーターそのものの法定耐用年数は17年と長いのですが、この耐用年数を迎える前に1~2回のワイヤー交換が必要になると予想されます。

ビル全体の規模感からすれば、エレベーターのワイヤー交換費用は巨額ではないかもしれません。

しかしビル全体でみると、こうした巨額でなくても交換等の費用が発生する部分が多数あり、それらをまとめると金額的にかなりの規模になってきます。

ビルやマンションを経営する場合においては、長期的な計画のもとに余裕を持って準備金を積み立てることももちろん重要ですが、1つ1つの修繕や工事で価格交渉をしっかり行うことや、部材を安く調達する工夫を行うことも非常に重要です。

例えば、エレベーターワイヤーの場合、メーカーにより異なりますが、メーカーのロープと同等品がOEMで販売されていることもあり、そういったロープを使うことで、同じロープを安く調達することも可能です。

■ワイヤー交換の時期が近づいてきたら相談を

ご自身で1つ1つ丁寧に交渉するのが難しいようであれば、そうした費用削減を専門的に行っているコンサルタントに相談してみるとよいでしょう。

成功報酬で相談に乗ってくれる会社を選んで相談すれば、費用の心配をすることなく、上手にビルを経営することができます。

無料のご相談はこちらから

エレベーターワイヤー交換時期

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
  • マンガでわかるビル経営 エレベーター保守管理費用削減編
ビルの管理費用削減・エレベーターの費用削減などについて、
お気軽にご相談ください。
03-6272-8690
お問合せフォームはこちら