キュービクルって何の略称?どんなことが求められる?

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マンガでわかるビル経営 エレベーター保守管理費用削減編

はじめに

キュービクルとは、キュービクル式受変電設備の略称です。
受変電設備とは、ビルのように一般家庭と比べて大量の電気を消費する施設に設置されるものです。

電線から直接引き入れた高圧の電気を低圧に変換し、施設内の各所に配分する役割を担います。

ところで、この受変電設備にはどのようなことが求められるのでしょうか?
以下で見てみることにしましょう。

受変電設備に求められること
次のようなことが考えられます。

省スペース性

受変電設備は、ビルや工場のような大きな建物では必須の設備ではありますが、それが直接的に売上げを生み出すわけではありません。
また、設置される場所によっては空調の室外機のような他の機器と場所を取り合うこともあります。

それに加えて、外から見える場所に設置するケースでは、外観上の問題もあることから目隠しの対策が必要となることもあります。
この場合、設備が大きければ大きいほど、目隠しにかかる費用も増大します。
以上のような理由から、受変電設備には省スペース性が求められることになります。

安全性

一般家庭に存在する電気設備とは異なり、受変電設備は電線から高圧の電気を直接的に取り込んで扱います。

したがって、もし内部の機器に人が触れたりした場合には、死傷事故に直結することになります。
このため、電気が通っている部分には、容易に人が触れることのできないような対策が必要となります。

また、落雷や漏電等の事故により異常電流が流れた場合、他の機器にその影響が波及しないようにしたり、火災事故へとつながらないようにしたりするための対策も要求されます。

信頼性

ビル内全体の電気配分を担う設備であるため、もし故障による停電が発生すると、その影響は一般家庭の停電とは比べ物にならないくらい大きなものとなります。

また、故障が原因で感電事故が発生した場合には、先ほども述べたように重大事故に直結する可能性が大きい設備です。

それに加えて、故障が頻発したり、機器の寿命が短く頻繁に部品を交換したりしないといけないようであれば、保守点検の費用もかさむことになります。
このため、受変電設備に設置される機器類には高い信頼性を持った高品質の製品を使用することが要求されます。

メンテナンスのしやすさ

受変電設備は「設置さえすれば、後は何もしなくて良い」というわけにはいきません。
電気主任技術者を選定し保安規定を作成して国に届け出るとともに、その保安規定に則って定期的な点検を行わなければなりません。
この点検やその他の保守作業が安全かつ短時間でできるように、メンテナンスの行いやすさという点も求められる重要な要素になってきます。

最後に

受変電設備にはオープン式のものもありますが、今回紹介した省スペース性や安全性、メンテンナンスのしやすさといった面ではキュービクル式のほうに分があります。
このため、特別な事情がない限りは、キュービクル式の受変電設備が導入されるケースがほとんどです。

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