ビルの空調の役割や種類について

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マンガでわかるビル経営 エレベーター保守管理費用削減編

はじめに

ビルは住宅などと比べて気密性が高く作られていることが多いため、空気を入れ替えをするのに窓を開放するだけでは不十分な場合もあります。
簡単に窓を解放することのできない高層のビルでは、さらにその傾向が強くなります。

そのため、ビルにとって空調機器は必要不可欠な設備です。
今回は、ビルにおける空調の役割やその種類について見ていくことにしましょう。

役割

空調の役割と言えば「冷房・暖房の機能によりビル内の温度を一定の範囲内に調節すること」を最初に思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
もちろん、それも空調機器の重要な仕事の一つです。
しかし、役割はそれだけではありません。
「はじめに」でも少し触れましたが、ビル内の「換気」は非常に重要な空調の役割です。

特に気密性の高いビルでは、故障などにより空調が完全に停止してしまった場合、酸欠による事故が発生する可能性もゼロではありません。
また、換気はビル内の空気を循環させることできれいにしたり、消臭したりするためにも重要な機能です。

種類

種類としては以下のようなものがあります。

個別空調

スペース(フロアや部屋)ごとにスイッチがあり、それぞれのスペースごとにオン/オフを行ったり、メニューや温度を調節したりすることが可能です。
複数の会社が異なるフロアに入居しているようなビルでは、このタイプが導入されていることが多いのではないでしょうか。
このタイプの空調であれば、時間帯などによって必要なスペースだけ稼働させることができますので、電気料金や電気使用そのものの無駄をなくすことが可能です。

セントラル空調

ビル全体の冷暖房や換気を中央のセンターで一括制御するタイプです。
最近では、離れた所にある制御センターから遠隔で制御するケースも多くなってきました。
このタイプの空調を導入しているビルでは「コアタイム」と呼ばれる時間が設定されており、その時間内だけ稼働させるという方式が一般的です。

なお、古い製品ではスペースごとの調節が不可能なため、寒い・暑いといった個別の要望には対応しにくくなっています。
ただし、新しい製品であれば個別の調節ができるものも多くあります。
また、最近ではセンサーが温度を感知し自動で空調を調節する方式の製品も増えてきています。

最後に

今回はビルにおける空調の役割や種類について見てきました。
冒頭でも説明したように、ビルにおいては一般家庭などと比べて空調設備が重要な役割を担っています。
もし故障などが発生するとそこからさらに大きなトラブルへとつながってしまう可能性も少なくありません。
ですので、どのような方式を採用していたとしても、定期的なメンテナンスは欠かさないようにしましょう。

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